僕は人見知りで、初めて会う人とちゃんと話が出来ませんでした。
その原因は、『僕がこう言ったら、相手はどう思うだろう?』と考えてしまうからです。
何故そんな事を考えてしまうのか?
それは、『嫌われたくない』からなんです。
もし飲み会に誘われて、どうしても行きたくなかったら、皆さんはどうしますか?
僕は、断る理由を探すとは思いますが、嘘をつくのも嫌なので、何も用事が無ければ参加すると思います。
で、参加するからには『楽しもう』と努力するでしょう。
もしそんな時、『ごめん、行きたくなくてさ』と言う勇気があれば、どんなに楽になるのか。
皆さんは、そんな勇気ありますか?
僕にはありません。
ちゃんと『NO!』と言える人、本当に羨ましいと思います。
言い方が大切!
思った事をハッキリ言うのは、とても大切な事だと思います。
ただ、だからといって『行きたくない』はどうなんでしょうか?
もし自分が誘ってそう断られたら、かなりショックですよね。
では、どう言う風に断られればショックを受けないのか?
『その日は他に予定があって』
良いですね〜
本当に予定が入っていれば、断られて当然です。
もし嘘だとしても、『行きたくない』と言われるよりマシですよね。
『ゴメン、なんか気分が乗らなくてさ』
これはどうですか?
『行きたくない』を否定せず、少し柔らかく。
言い方一つで、随分印象が変わりますよね。
仕事ではハッキリ!
仕事では、違った事はハッキリと言わなければ大変な事になります。
僕の場合、少しでもイメージが違えば、後々大きく変わってしまう案件が多い為、早めに『NO!』と言わなくてはなりません。
振付師を始めた頃はなかなか言いずらかったですよ。
だって、『違う』と言う事は、相手と反対の意見を言うわけですからね。
言いそびれて『ヤバイ』事になった事もありますよ^^;
『そのテンポだと踊りづらいんだけどな〜』と思いながらも言えずに、ダンサーが大変な思いをした事がありました。
『テンポを変えてくれ』は、結構ハードルが高いんですよね。
振付師に話が来た時点で、曲が出来上がってしまっているからです。
僕が『テンポがですね、』と話をすると、皆さん『!』みたいになって。
で、『いや、大丈夫です^^;』となっちゃうわけです。
今では図々しくなったのか、ハッキリ言えるようになりました。
この年になれば、『嫌われてもいいや』と思えるんでしょうね(^^)
『先のことを考えて、強い意志でハッキリと意見を言う』
とても大切な事ですね。