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ユーミンのおかげ!?

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おやじダンサーズを作る数年前、僕は松任谷由実さんのコンサートにスタッフとして参加していました。

ダンスコーディネイターという肩書でしたが、わかりやすく言うとダンサーのマネージャーをしていました。

ダンサーに同行し、リハーサルや本番を事故無く終わらせるのがボクの仕事です。

お金の事やスケジュール管理も僕の仕事でした。

ユーミンのステージは巨大な会場で行われる事が多いです。

舞台装置も巨大で、地面が動いたり、エスカレーターが出てきたり、それをしまう大きな穴が空いていたりします。

そこに落ちないように気をつけながら、自分の場所を守り、かつダイナミックに踊らなくてはいけません。

これは、とても大変な事なんです。

ダンサーってダンスがうまければそれでいいわけではなく、踊ること以外にもやらなくてはならないことがたくさんあるんです。

DANCING SUN

という、忘れられないツアーがありました。

ユーミン初の、360度お客さんが入る円形の舞台を使ったアリーナツアー。

360度ということは、舞台袖が無い。

という事は、どうやってステージに行くのか?

これが最大の謎でした。

僕らスタッフは、客席を通り自分の持ち場に着きます。

バンドメンバーやコーラス、ダンサーは舞台に着くまでがすでにショーになっていました。

では、ユーミンは??

一曲目が始まると、一番盛り上がるところでユーミンが登場します。

ここが、僕の一番好きなところ。

とにかくカッコいい!

2時間30分を超えるコンサートは、エンタメに溢れた素晴らしいものでした。

最後の曲は『春よ、来い』

泣きましたね。

歌手になりたかったひろし少年は、いつしか仕事に追われ自分の夢を見失っていました。

なかば夢を諦めかけていた時に、このツアーに出会いました。

『春よ、来い』を聴きながらもう一度自分の夢を追いかけよう!と、心に決めました。

その4年

僕はCDデビューする事になります。

あの日、あのコンサートに参加していなければ、『春よ、来い』を聴いていなければ、今の僕は無かったと思います。

パパイヤ鈴木になってから数年後、ユーミンの舞台に立つことができました。

一緒にデュエットもしたんですよ(^^)

こんなに嬉しい事はありません。夢って叶うんですね!

僕が初めてユーミンに会ったコンサート。

もしご覧になりたい人がいたら、DVDになっているので、ぜひご覧下さい!

INTO THE DANCING SUN

ダンスコーディネイターとして、僕の名前も出てきますよ。

パパイヤではないですけどね(^^)

僕も久しぶりに観ようかな。

またあの頃を思い出して、次の夢に向かって進んでいきたいと思います!

ユーミンのスタッフだった頃

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執筆者:


  1. 一生 より:

    38年前大分の学生時代ライブのバイトを良くしてました〜由美さんの会場設営後衣装担当と窓口チケット販売、その後ステージ前ガードスタッフで、終わったら会場バラシで昔は2日〜3日掛のバイトでしたが、あの時は良いお金に成ってましたね〜昔から由美さんはHiでしたね〜♪

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