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適当に生きる!

投稿日:2020年10月14日 更新日:

『あいつ適当だよな!』とは、『ダメなやつ』みたいに思っている人もいるかもしれません。

『適当』という言葉を聞くと、マイナスなイメージだと思ってしまいますが、『適当』とは『ちょうどいい』という意味。

なので、『適当な生き方』は、『バランスよく度合いがちょうどいい生き方』となります。

僕はこの、『適当』という言葉がすごく好きだし、よく使います。

居酒屋に行って何を注文していいかわからない時に、お店の人に『なんとなく適当にお願いします』は『この店のオススメをお願いします』と同じ事を意味します。

なので、結構都合の良い言葉なんです。

ただ、使い方を間違えると少し誤解されてしまうかもしれません。

例えば、振付を依頼されて『なんとなく適当に』と言われると、『えっ!?』と思ってしまいます。

『何となくオススメで』と言われれば、何となく理解はできますが(^^)

『適当』という言葉は、用途によって聞こえ方が違ってくるのかもしれませんね。

いいかげんな

『いいかげん』も同じようにネガティブなイメージがありますが、実は『良い加減』、『程よい』という意味もあるんです。

なので、『いい加減なやつ』も言い換えれば『良い加減で程良い奴』となれば、なかなかのナイスガイではないでしょうか。

しかしこれもまた、使い方によって意味が変わってきてしまいます。

『お前いい加減な奴だな!』と『お前の振付、良い加減だな』は似ているようで全く別の意味になりますよね。

日本人でも間違えてしまうような言葉なのに、外国の人に日本語を教える場合、こういう所が非常にわかりにくく、うまく伝える事が難しいですよね。

英語では

英語だと、『Fuzzy』(ファジー)

『曖昧な』とか、『境界線がはっきりしない』ような時に使います。

『ファジーな考え方』みたいな感じですかね。

『お前、ファジーな奴だな!』や『お前の振付、ファジーだな』と使うかどうかはわかりませんが、ちゃんとした使い方をわかっていないと、とんでもない誤解を招いてしまうかもしれませんね。

白黒はっきりしない世の中で、こういう『曖昧な』言葉は、時として非常に便秘な言葉になるかもしれません。

ただ、使い方をしっかり覚えておかないと、曖昧なつもりで言ったのに、白黒つけられてしまうかもしれませんね。

いい湯加減です!

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