こういう人、結構多いと思いますよ。
ただ、辞書で調べると『母親に対する強い愛、執着』と出ます。
それではないんですよ。
俗に言う『冬彦さん』(わからない人は調べてみて下さい^^;)では無いということ。
あれは親が悪いですよね。
親がでしゃばるから、子供がそういう人になってしまうのでしょう。
『あれダメ!これダメ!』言ってませんか?
知らず知らずのうちに『マザコンメーカー』になっているお母さん、いるんじゃないですか?
ちゃんと子供に判断させて、それを良い方向に導いてあげて欲しいものです。
僕の場合は、マザコンの手前の、もっとライトなもの。
何をもって『マザコン』と言えるのかは定かではありませんが^^;
隠れマザコン!
僕はもしかしたら、隠れたマザコンかもしれません。
表向きは『自立』しているようで、心のどこかでは母親に頼っている。
何か困った事があれば、お母さんがなんとかしてくれる。
そう思っていたのでしょう。
『お母さんのいう事は正しい!』と信じていましたね。
でもそれは、親子での信頼関係であって、マザコン云々ではありません。
なので、その『線引き』が難しいんです。
ちゃんとした指標がありません。
でも、親子の信頼関係があるというのは、素晴らしい事だと思います。
『マザコン』という少しネガティブな言葉ではなく、何か別の言い方をしないといけませんね。
『仲良し』とか『信頼』とか『絆』とか。
亡くなって気づく!
母親が亡くなった時、心の中にポッカリと穴が空いたような気持ちになりました。
親が亡くなったので当然だとは思いますが、それだけではない別のもの。
『これからどうやって生きていけばいいのか?』という気持ち。
そんな思いがありました。
悲しみよりも喪失感の方が大きかったです。
その時『僕はマザコンだったのか?』と思いましたね。
母親が全力で育ててくれた事、いつも心配してくれていた事。
僕がいじめにあった時、凄い剣幕で学校に乗り込んできた事。
当時は恥ずかしかった事が、その時はありがたく思えました。
そういう『母の愛』をいつの間にか感じていたんだと思います。
亡くなって20年経ちました。
もし今生きていたら。相変わらずガミガミうるさいのかな?(^^)
それもまた、母親なりの愛情表現なんですけどね。