コロナ禍で急速に発達したのが『無観客配信』ではないでしょうか。
僕たちも経験がありますが、お客さんがいないという事は、客席も『ステージとして使える』という事になります。
なおかつ、舞台袖の『見切れ』いわゆる、観客から『見えてはいけない舞台袖』を気にする必要が無いので、演者も安心して演じる事ができます。
例えば、小さめの劇場でも、客席が使えるので、小屋全体を舞台として使えます。
そして、一番凄いのは、『観客数に制限が無い』という事です。
配信のシステム的に上限が決まっているのかはわかりませんが、普段100人で満席になるような劇場でも、多くの人に観てもらえる可能性があるんです。
もし、ネットの不具合でその時は観られなくても、『アーカイブ』に残しておけば、あとでゆっくり観劇することができます。
尚且つ、出演者の『アップ』が撮れるので、今まで見る事ができなかった細かな表情も見る事ができますね。
ミュージカル映画のような臨場感を味わう事ができるかもしれませんね。
ズームでドラマ!
僕も出演した事がありますが、事前にしっかりと打ち合わせをしておけば、演者は自宅に居ながらドラマに出演する事ができます。
例えば、ドリフでやっていた『アパートのコント』を想像してみてください。
5人それぞれの部屋があって、全体の雰囲気は『マルチアングル』を使います。
そうすれば、別々の場所に居ながら、一つのアパートに居るようなシチュエーションが作れます。
一人は東京、もう一人は北海道。
もちろん、海外からも出演する事が出来るでしょう。
綿密な打ち合わせとリハーサルをやれば、不可能な事ではないと思っています。
凄くないですか!
これは、コロナが無ければ誰も考えなかった事です。
『人生プラスマイナスゼロ』
悪い事ばかりではなさそうです。
リモートコレオグラファー!
去年、振付用のスタジオを借りました。
振付は大体そこでやっています。
こじんまりしていますが、今の僕にはこれが限界。
少人数なら踊れるので、『良し!』としています(^^)
ダンスは目の前に先生がいないと成り立ちません。
もし、ネットの環境をもっと活用して、バーチャルでいろんなところに行けたら。
小さいスタジオでも、たくさんの人にダンスが教えられたら。
凄くないですか!
もし、縦型のプロジェクターのようなものがあって、壁にインストラクターを映し出すことができたら。
もし、等身大のタブレットがあって、そこにインストラクターが登場したら。
そのタブレットで相互通信しながらやりとりができたら。
何かが劇的に変わるような気がしています。
部屋は狭いけど、数万人に振付をする事も不可能ではなくなるんです。
その様子を収録しておけば、いつでも練習できるんです。
まずはスマートフォンでやってみますか?(^^)
すこし小さいですが、なんとかならない、、かな?