最近は、かなり小さい子供でも携帯電話を使っていますよね。
なかにはタブレットを使ってYouTubeを見ている子供もいたりして。
すごい時代になったものです。
僕の子供は、小学生の頃から携帯電話を持っていました。
なぜかというと、その携帯電話は持っている人の現在位置がわかるもので、いわゆる『キッズ携帯』というモノ。
何かあった時はスイッチ一つで親にメールが届くという、親にとっては安心な携帯電話でした。
学校が終わると子供の携帯電話から『今からバスに乗るね〜』と電話がかかってきます。
その電話で時間を計算し、バス停まで迎えに行くわけです。
スマートフォンとは違い『何かを見る』というモノではありませんでした。
単なる通身手段だったんです。
見知らぬ電話番号!
ある日、息子からの電話を家で待っていました。
『おかしいな』
そう感じたのは、時計を見た時でした。
普段ならとっくにバスに乗っている時間だったんです。
『何かあったのか?』
そう思っていたら、電話がかかって来ました。
ホッとして携帯電話を見ると、そこには知らない番号が出ていました。
『えっ!?まさか!』
ドラマだと、ここで変な事件に巻き込まれたりするわけですが^^;
おそるおそる電話に出ると、『今ね〜バス停!』と息子の声。
『わかったけど、誰の電話からかけてるの?』と聞くと、『電話がね〜電池無くなっちゃったからね〜バス停にいる人にね〜お願いして借りたの!』と。
電話の持ち主に変わってもらって丁重にお礼を言い、電話を切りました。
親の心配をよそに、息子は臨機応変な行動を取れたことを嬉しく思いましたね。
スマートフォン!
今、ほとんどの人たちがスマートフォンを持っていると思います。
うちの子供たちも持っています。
一時期、子供たちは一日中スマートフォンを使っていました。
インターネットには、情報が溢れています。
『良いもの』もあれば『悪いもの』もありますよね。
『ワンクリック詐欺』もその一つです。
変なところを触ってしまい、高額な請求をされてしまう事件も起こっていました。
そんな中で、子供たちにどう注意すればいいのか?
色々と考えました。
一つ目は、『長い時間使わないように規制する』
二つ目は、『一日中規制なく使わせる』
僕は、『後者』を選択しました。
とにかく使わせようと。
何故かと言うと、規制は一時のモノで、根本的な解決にはならないからです。
規制が外れた途端、人は暴走します。
なので、親の前で暴走させようと思ったのです。
『臭いものに蓋』をするのではなく、『臭いものを嗅がせて避ける力』を付けてあげたいですよね。