まだまだコロナ禍ではありますが、これから年末に掛けてお酒を飲む機会が増えると思います。
今年の仕事納めが終わって会社帰りに忘年会、という人が多いのではないでしょうか。
なので、飲み会に車で行く人はほとんどいないと思います。
では何故、未だに飲酒運転は無くならないのでしょうか。
お酒が残っている!
飲んだ直後に運転するのは論外ですが、身体にお酒が残っている場合、そんな状態で運転をして検問などで引っかかった人もいるでしょう。
深夜まで飲酒して、『少し寝て』朝早く車を運転して家に帰る。
この『少し』がいけないんですね。
お酒が身体に入ると、肝臓がお酒を分解して『無毒化』しようとします。
その処理の時間がどのくらいかかるのか?
お酒の量と体質、性別や体重でも違ってくるようです。
例えばビール500mlを分解するには、約3〜4時間かかると言われています。
結構かかりますよね。
人が寝ると、その分解のスピードも遅くなるようです。
なので、『少し寝た』というのは、『ほとんど分解していない』に等しいですよね。
しっかり睡眠をとって、十分な時間をあけてから運転しないといけません。
沖縄では!
沖縄に住んでいた頃、駐車場がある居酒屋が多い事に驚きました。
『えっ、ダメじゃん!』と思いますよね。
でもこれが必要なんです。
沖縄では、飲みに行く時ほとんどの人が車で出かけます。
で、帰りは『運転代行』を使うんですが、この『運転代行』がとても安いんです。
大体タクシーと同じくらいの料金です。
ちなみに、東京のタクシー代金と沖縄のタクシー代金は値段が全然違います。
沖縄は東京の約『半額』です。
まず、飲みに行く時は、一人の人が全員を迎えに行きます。
帰りは運転代行でみんなで割り勘。
僕の経験では、帰りは一人千円くらいだと思います。
沖縄には電車が無いので、そういう文化が根付いたんだと思います。
これはとても理にかなったものですよね。
飲んだら乗るな!
僕はお酒好きで車の運転も好きですが、飲んだら絶対に運転はしません。
翌日早朝から運転しなければならない場合は、前日は禁酒です。
お酒が好きだからこそ気をつけています。
幸せはゆっくりとやってきますが、不幸は一瞬です。
飲酒運転は、加害者にも被害者にもなる危険性があります。
どちらにもならないように、気を引き締めて良い年末を過ごしたいものです。