結婚式などで挨拶をする時、かなり緊張している人っていますよね。
見ている方は『がんばれ〜』などと掛け声をかけたりしますが、当の本人はそれどころではなく、しどろもどろになっていたりして。
かと思えば、なんの緊張もしていなく、リラックスして話している人もいます。
その違いは何だと思いますか?
人前に出て話す時は、ほぼ全員緊張するんだと思います。
ただ、その『度合い』が違うわけです。
緊張感マックスが10だとします。
【緊張感10】赤面し少し震えていて、しどろもどろになり、今にも泣き出しそうで、翌日には何も覚えていない
【緊張感1】普段と全然変わらなく、自宅で話しているかのように落ち着いている
1の人と10の人の違い。
あなたはどのくらいの位置にいますか?
ちなみに僕はちょうど中間の【5】くらいですね。
実は僕、結構緊張する方なんです。
よく『パパイヤさんでも緊張する時ってあるんですか?』と聞かれますが、緊張しなさそうに見えるんですかね^^;
あがる人!
緊張と似ていますが、『あがる』という言葉があります。
緊張感マックスの人の事を言うのでしょうが、この『あがる』は、少し別のモノのように思えます。
悪く言えば、ネガティブなイメージ。
『緊張』の先には、プラスが見えますが、『あがる』の先には、良いことが何もないような感じがしてしまいます。
例えば、免許取りたての人が車の運転をする時。
緊張感は持った方が良いですが、あがってしまっては危なくて仕方がありません。
ダンスの発表会なども同じです。
仕事で、人前で『プレゼン』する人も多いのではないでしょうか。
あがってしまっては、うまくいくものもいかなくなってしまいます。
そうならない様に『絶対に緊張した方が良い』と思います。
何をするにも『適度な緊張』は必要なんです。
だんだんやってくる!
いきなり目の前に現れるのではなく、だんだんやって来るんですよ、緊張ってヤツは。
今ドラマの撮影中なんですが、緊張する要素が満載ですよ(^^)
撮影はいきなり本番ではないんです。
【ドライ】どの方向からどういう風に撮るのかを確認する
【テスト】ドライで決めた撮り方で良いのか、何度かテストを繰り返す
【本番】実際に撮影
どんなに急いでも3段階はありますね。
本番も一度ではなく何度も撮ります。
スタッフさんの掛け声にも緊張するんですよ。
『では本番いきますよ!』
『本番いきま〜す』
『お静かに!』(ここで話し声が聞こえると少し怒られます)
『カメラまわして!(撮ってという意味)
『カメラまわった!』
『本番!』
『本番!』
『よーい』
『よーい』
『ハイッ!!』
『カチッ!』カチンコという道具の音
なんか緊張しません?
でもこの緊張感が好きなんですよね。
緊張できるのって、そういう『場所』を与えられたわけで、『チャンス』なんですよね。
恋愛でも仕事でも、緊張するチャンスがあるのは嬉しい事じゃないですか!
緊張する事を嫌がらず、プラスの方向に持っていけるようにする事が大切だと思っています。
適度な緊張は、前に進む為にとても大切なモノなのではないでしょうか。