僕は東久留米市という所で産まれました。
一応、東京都です^^;
都心までは車でも電車でも約一時間半。
今では交通も発達して、通勤などはかなり便利になりましたが、今から40年前は本当に田舎でした。
家の前の道路は舗装されていなく、外灯もほとんどありせんでした。
夜はとにかく怖かったですよ。
そんな何もない東久留米に、ある時芸能人がやってきました。
近所にある商店街の入り口に小さなステージが作られ、そこには音響機材がセットされていました。
『何が始まるんだろう?』
しばらく待っているとイベントがスタート。
司会者が現れ、ゲストを呼び込みます。
『それではご紹介しましょう!大きな拍手でお迎えください!ゲストのチャダさんで〜す!』
当時テレビによく出ていた、インド人タレントの『チャダ』さんが登場!
みんな『おぉ〜!』と拍手。
イベントがどんな内容だったかは覚えていませんが、僕は産まれて初めて芸能人に会いました。
映画の撮影!
東久留米には『源氏閣』(げんじかく)という結婚式場がありました。
その裏に、まだ開発途中の『山』があり、そこは子供たちの遊び場になっていました。
よく『あそこは危ないから気をつけてね』と言われるような、少し危険な『遊び場』でした。
ある日、その周りに数台のトラックが停まっていました。
そして、たくさんの人とたくさんの機材。
一目で『撮影現場』だとわかりました。
監督らしい人と、役者らしい人たち。
その中に、『ミヤコ蝶々』さんがいました。
僕はカメラを持ち、蝶々さんに『すみません、写真撮ってもいいですか?』とお願いしました。
すると『ええよ』と言ってくれたので撮ろうとすると、『なんや!一緒に撮らんのかいな!それになお兄ちゃん、レンズに蓋ついてるで!』と蝶々さん。
優しく一緒に記念撮影してくれました。
嬉しい言葉!
以前仕事で一緒になった雑誌社のスタッフさん。
仕事が終わり、『またよろしくお願いします』などと挨拶をした時に、『実は、以前パパイヤさんにお会いした事があるんです』と。
『えっ!?いつごろ?』と聞くと、随分前の事らしく、その方が子供の頃近所で撮影があって、見に行ったら僕がいたらしいんです。
『初めて見た芸能人がパパイヤさんで、握手してもらったんです』と話してくれました。
なんだかホッコリしましたよ(^^)
今から20年くらい前、NHKの『まちかどドレミ』という番組に出ていました。
小学一、二年生の授業で見る番組なので、当時見ていた子供たちは現在28才くらい。
覚えていますか?
唄うなんでも屋、ビーボおじさんです!
番組をやっていた頃は、よく『ビーボさん!』と声をかけてもらいました。
嬉しいですよね!
うちのダンサーにもいるのかもしれませんね、そのくらいの年の人。
今度聞いてみようかな?(^^)