ブログ

『怒る』と『叱る』の違い

投稿日:

ショッピングモールドなどで、よく叫んでいるお母さんがいます。

『何やってるの!早くしなさい!』

何をそんなに急いでいるのかわかりませんが、ずっと子供の名前を叫んでいました。

そういう子に限って、全然親の言うこと聞かないですね。

なので、親はずっと叫び続ける事になります。

この親にしてこの子あり、と言ったところでしょう。

では、何故そうなってしまうのか?

それは、その親が子供に『怒って』いるからです。

『怒る』と『叱る』、この二つは、似ているようで全く違います。

どう違うのかというと、自分の気持ちが『相手に伝わるか』、『伝わらないか』の違い。

そう、全くの正反対なんです。

結果から言うと、『怒る』は誰も話を聞いてくれません。

極端に言えば、犬が吠えているのと同じです。

例えば子供に『怒った』場合。

親は感情的になっているので、顔も怖く、今にも手が出そうな勢い。

子供は、その時はただただガマン。

親の顔を見ることもできず、いわゆる『脅されている』状態。

神妙な顔をしていますが、時が過ぎるのをずっと待っています。

で、話が終わったら何処かに去っていきます。

『怒り』からは何も生まれないのかもしれません。

逆に、自分の感情を抑え「叱った』場合。

親の顔は、『鬼の形相』ではなく、もっと真剣な感じ。

子供に何ダメなのか、なぜ怒られているのかをしっかり『説明』する事ができます。

子供は『怒られた』という感覚も無く、怖い思いをする事もありません。

子供がやらかした時!

例えば、子供が牛乳をこぼしました。

『何やってんの!ダメでしょ!』と怒る親がいます。

なぜ怒るのか?

答えは簡単、片付けるのがめんどくさいからです。

そういう気持ちもわかりますが、子供だってわざとこぼしたわけではありません。

それどころか、こぼす事が『良くないこと』だと分かっています。

大切なのは、何故こぼしたのか?

持ち方が悪いなら、直してあげないといけません。

コップに入れすぎたのなら、牛乳を入れた親の責任かもしれません。

子供が自分でいれたのなら、次からはもっと少なく。

怒ってる場合ではないのです。

子供の年齢にもよりますが、大きくなってもやる時はやります。

その度に『ギャンギャン』怒っても、もう誰も話を聞いてくれません。

みんな離れていってしまいます。

感情を抑えましょう!

何かあったらすぐに『キレる』のではなく、もっと冷静に考えた方がいいのではないでしょうか。

何故そうなったのか?

では、どうすればいいのか?

学校では教えてくれない『生きる為のスキル』は、親しか教えてあげる事ができません。

子供にとっての『イイ先生』になってあげて下さい。

何やってるんだ!

-ブログ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

おとななテレビ!

今週は、ロケ二日間とスタジオ収録。 そして僕は、いつものように撮影前日に福岡へ前のり。 相変わらず羽田空港のラウンジはすいていて、快適ではありますが、まだコロナが収束を迎えていない事を実感しています。 …

夢のお話!

子供の頃西城秀樹さんに憧れていた僕は、歌手になる事が夢でした。 歌手というより、西城秀樹さんになりたかったんだと思います。 濡れたカーリーヘアーに破れたシャツ。 はだけた胸にはカミソリのネックレス。 …

もっと素直に!もっと本音で!

年を重ねると、どうしても『素直』になれない時がありますよね。 僕もあります。 皆さんはどうですか? 自分ではわかっているのに、素直になれない。 そんな自分に『嫌気』がさす事ありますよね。 『あのとき素 …

なぜパパイヤ??

今日は名前の由来のお話しですが、その前に僕の事を少し。 僕は鈴木寛(すずきひろし)と言います。 1966年6月29日に産まれました。 この数字で『あれっ?』と気づく人はかなり音楽通な人。 この日、台風 …

幸せに気付いていますか?

【幸せは『なる』モノではなく『気づく』モノである】 これに気づいていない人、多いですよね。 一番の幸せ、それは『何も無い平凡な日々』をおくる事です。 プラスな事があるより、マイナスな事が無い方が幸せだ …