何かあると、『イラッ』とする事がありますが、それって何故だか考えたことはありますか?
『僕は何で怒っているのだろう?』と自分自身に問いかけた事はありますか?
僕は以前、どうにもならないくらい『怒りを感じた』事がありました。
心拍数は上がり、たぶん顔も赤くなっていたでしょう。
その時は運転中だったので、とにかく冷静になるように心がけました。
同業者が数人いたので、事故を起こすことだけは避けたかったからです。
しばらくして、目的地に着きました。
人と荷物をおろし、僕は駐車場へ。
そこでしばらく考え事をしていました。
『何故あんなに腹が立ったのだろう?』
僕はここに来る途中、今で言う『煽り運転』をされていました。
ものすごいスピードでやって来た車は、クラクションを鳴らし、パッシングをしながらしばらく僕を煽り、僕を追い越し、僕の目の前に車線変更し、急ブレーキをかけたんです。
僕が急ブレーキをかけると、その車は走って行ってしまいました。
同乗者は、『何だあいつ、危ないな〜』と。
当時はそういう運転をする人があまりいなかったので、本当にビックリしました。
と同時に、怒りが込み上げてきたんです。
駐車場でしばらく考えていると、『これでも怒らない人って、一体どんな人なんだろう?』と考え始めました。
『元気だね〜』と笑い飛ばせるような人です。
もしそうなれたら、それって凄くないですか?
『怒りの元』をどうするのか?
『やられたらやり返す』では同じことの繰り返しです。
誰かが投げて来た『怒りの元』を僕のところで受け止める事ができればいいわけです。
どこかにそういう『ゴミ箱』、置いてないですかね(^^)
イラッとした時は!
誰かと話をしていて、もし『イラッ』としたら、どうしますか?
その『イラつきの元』をどうするかですよ。
例えば、『そこ邪魔だよ!どけ!』と言われた場合。
大抵の人は、『何だよその言い方は!あ〜?』となるわけです。
そこを、『お〜ごめんごめん』と、どいてあげるには、どういう気持ちになればいいのでしょうか?
僕はそこで『大人感』が必要なのかと思ってます。
例えば、2才くらいの女の子に『ちょこじゃま、どちなさい!』と言われたところで、ただ可愛いだけですよね。
『お〜ごめんごめん』と喜んでどくわけですよ。
高圧的に言われた時、『コイツはまだ子供なんだからしょうがない』と思って引けばいいんです。
それでもさらに偉そうに言ってきたら、いずれ誰かにやられますよ、そういうヤツは。
わざわざ自分が悪役にならなくても大丈夫なんです。
僕は、そう思うように心がけています。
それでも、『ん?』と思うことはありますけどね^^;
自分の正義と相手の正義!
自分が正しいと思っていても、相手も違う答えを持っています。
揉め事って、それが合わないだけなんですよね。
『絶対に違う!』というワードが出た時点で、その人は『違う』という事です。
それをわかっていれば、何か違う意見が出たときに、『それもあるかもしれない』と自分を疑う事ができます。
『自分を疑う』
これってとても大切な事だと思っています。
1+1=2
ですが、
◯+◯=2
なら、答えは一つではありません。
頭を柔らかくすればいいんです。
【同じ日同じ時間に生まれても双子ではありませんでした、何故でしょう?】
というなぞなぞがあったんですが、答えわかりますか?
僕は全然わからなくて、悔しい思いをしました。
正解は、【三つ子だったからです】
なるほどね〜
ちょっとバカにされたような気分になりましたよ(^^)
それと同時に、『イイ問題だな』と思いましたね。
疑ってみるんです、何もかも。
そうすれば、思いもよらない答えが出るんですね。
答えが出なくても、『疑った』という時点で、頭が少し柔らかくなったんです。
『やられたらやり返す』は、ドラマだけでじゅうぶんです(^^)