ダンスが義務教育になって数年経ちますが、いまだに『ダンスが苦手』という方も多いのではないでしょうか?
そんな方々の為に、3つの『モノ』を捨ててもらおうと思います。
これを理解すると、今まで嫌なイメージだったダンスの印象がガラッと変わると思いますよ(^^)
ぜひ試してみてくださいね!
その1『リズム感』という考え方
『ダンス』と聞くと、まずこの『リズム感』が頭に浮かぶと思います。
『体操』ならいいんだけど、『ダンス』となるとどうしても^^;
そういう方が多いのではないでしょうか。
ここで、ハッキリと言っておきます。
『ダンスにリズム感は必要ありません!』
何故なら、ダンスを仕事にしているプロのダンサーでも、『リズム感』を理解している人は少ないからです。
ここで、『リズム感』について少し深い話をしますね。
僕は、プロのダンサーに必要なのは、『リズム感』ではなく、『テンポ感』だと思っています。
どういう事かと言うと、プロのダンサーはグループ、いわゆる『多人数』で踊る事が多いです。
大切なのは、ダンスが『揃っている』という事。
その為に一番必要なのは、『テンポ感』なんです。
『リズム感』と『テンポ感』は、まったく意味が違います。
じゃあリズム感って??
『リズム感』とは、その人が潜在的に持っている『グールヴ』の事です。
わかりやすくいうと、『癖』です。
その『癖』が『良い』とか『悪い』とかでは判断できないんですよね(^^)
もっと言うと、その『テンポ感』さえ、必要ないと思っています。
だって、自由に好き勝手に踊るんですよ。
曲とズレたってかまわないじゃないですか(^^)
その2『先入観』
『ダンスはイケてる人がやるモノ』と思っていませんか?
まあ、おやじダンサーズを見てもらえばわかると思いますが、イケてなくても全然オッケ~ですよ(^^)
うちのメンバーは5人です。
先に言った『テンポ感』、全員が揃う事はまずありません^^;
必ず誰かがズレています。
しかし、そんな事は全く関係ありません。
楽しければいいんです。
ダンスには、『正解』も『不正解』も無いからです。
その3『羞恥心』
イメージしてみて下さいね。
誰もいないフロアーで大好きな曲がかかっている。
着ているのは、お気に入りのスリーピース。
待ちわびたサビの部分で、身体を動かしてみる。
かるくステップを踏むと、床が『コツコツ』と音を立てる。
ただ歩くだけでもカッコいい。
少し横に歩いてみる。
今度は後ろに。
かるく回ってみる。
その繰り返し。
『今まで踊ったことが無い』という方、部屋を少し片付けて、ヘッドフォンで音楽を聴いて、かるく動いてみて下さい。
まずは曲に合わせてゆっくり歩いてみる。
慣れてきたら、少し大きく動いて。
さらに慣れてきたら、バンザイしたりモモを叩いたり。
どうですか?
恥ずかしいですか?
リズム感、必要ですか?
要らないですよね。
まずは体を動かしてみましょう。
軽く汗をかけば、もっと楽しくなりますよ(^^)