1868年、ロンドンで世界初の信号機が誕生しました。
馬車の交通整理の為に作られたそうです。
そして、日本で初めて信号機が設置されたのは、1930年、東京の日比谷交差点だと言われています。
信号機のルールは、誰でもわかっている事です。
そのおかげで、交通事故が減ったわけです。
ただ、真夜中の交差点、それも車が一台も見当たらないような所で赤信号で止まっている時、非常に『ムダ』な事をしているような気になってしまいます^^;
もちろん信号無視になってしまうので、しっかり止まりますよ。
なぜそんな事を言うのかというと、初めてアメリカに行った時、赤信号で止まっていたら、後ろからクラクションを鳴らされました。
『えっ?』と思って見てみると、なんとパトカーでした。
『Go Go!』と叫びながら、右側を指さしていました。
『行っていいのかな?』
恐る恐る右折しました。
後で調べたら、ロサンゼルスでは、赤信号は『右折に限り』周囲の車に注意して進む事ができるとの事です。
『え〜!そうなの!?』
かなり驚きましたね!
しかしニューヨークでは、それをやると信号無視で捕まってしまいます。
アメリカは、州によって交通ルールが違うようですね。
ちゃんと調べておかないといけませんね。
勘違いしているかも!
皆さん、信号の青は『進め』、赤は『止まれ』、黄色は『注意して進め』、そう思っていませんか?
それ、違うんです。
実は、黄色信号は、『止まれ』なんです。
正しくは、『停止位置をこえて進行してはならないこと。 ただし、黄色の灯火の信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く』とあります。
つまり、停止線の近くで『黄色信号』になった場合は、急に止まると危ないので、『注意しながら進行できる』わけなんです。
この最後の一文の、『注意しながら進行できる』だけを覚えているんですね。
繋がりが悪い!
車を運転していると、目の前の信号が全て赤に変わる時があります。
遅いでいる時は『運が悪いな〜』と思いますねり
それとは逆で、どんどん青信号に変わっていく時もあります。
信号の流れって、なかなかタイミングを掴むのが難しいですね。
以前テレビで見たんですが、海外の信号機の下に数字が書いてあったんですね。
『何だろう?』と思っていたんですが、皆さん、なんだか分かりますか?
実は、その数字の速度で走ると、次の信号が青で通過できるという速度表示なんです。
面白いな〜と思いましたね。
『速度を守りなさい!』と書くより、『この速度で走ると次も青ですよ〜』と書かれた方が試してみたくなりますよね(^^)
海上の信号機!
海にも信号機があります。
『管制信号』と言います。
港の入り口にあって、アルファベットで『I』や『O』などが表示されます。
『I』は、港に入る事ができる『IN』の意味で、『O』は、港から出る事ができる『OUT』を意味しています。
その他にもいろいろなアルファベットが表示される事で、港の安全を守っているんです。
船にも信号機が付いています。
『航海灯』(こうかいとう)と言います。
船の右側に『青の右舷灯』、左側に『赤の左舷灯』が付いています。
そのライトは、海上で船が出会った時の『信号機』となります。
目の前の船がどちら見向いているかで、『止まる』のか『進む』のかが決まります。
船には航路がありますが、道路のようにハッキリと見えるわけではありません。
海上での事故は生死にかかわる事が多いです。
船にはブレーキが付いていないので、海上での信号機はとても大切な役割があるんです。
海上、道路上に関わらず、『信号機』、しっかり守りましょうね!