僕は以前、30キロのダイエットに成功しました。
その時のやり方は本になりました。
よかったら、読んでみてください!
と、軽い宣伝をさせていただきましたが^^;、
その時によく聞かれたのが『うちの主人太ってるんですよ、どうやったら痩せますか?』という質問でした。
僕は『太っていてもいいんじゃないですか?』と言うと、『やっぱり健康が気になるでしょう?長生きしてほしいし』と、優しい奥さん。
ただ、そう言っている奥さんが太ってるんですよ。
僕はこう答えました。
『まず、ご自分が痩せましょう、そうしたらご主人も自然に痩せますよ』と。
すると奥さんは、『え〜!それは無理です』と言っていました。
僕は『ご主人だって、奥さんの健康を心配していると思いますよ』と言っても『私はいいんです、痩せられないし』という感じなんです。
すこしキツい言い方ですが、『自分ができない事を相手に求める』
そういう人、いませんか?
親が出来ない事は子供も出来ない!
『子供がオモチャを片付けないんです』と嘆くお母さんは、ほぼ間違いなく自分自身が片付けが苦手です。
それは、お母さん自体が『片付け』=『面倒くさい』と思っているからです。
イヤイヤ片付けているお母さんを、子供は見ています。
そういう事が、子供に『すりこまれて』いるわけです。
『片付け』=『楽しい』と教えてあげる事が出来れば、子供も遊び感覚で出来るのではないでしょうか。
子供と片付け競争したり、『ママ(パパ)は赤いのを集めるから、〇〇ちゃんは青を集めてね』など、色分けして集めたり。
やり方はたくさんあります。
大事なのは『遊び感覚で一緒にやる事』
命令しても誰もやってくれません。
僕も命令されたらやりたくありませんからね。
逆転の発想!
逆に言えば、『自分が出来れば相手も出来る』と言う事になります。
これは、どんな事にも当てはまると思っています。
うちには二人の子供がいます。
二人とも学生なので、いま一番やらなければならないのは『勉強』ではないでしょうか。
『勉強しなさい!』と言ったところで、やるわけではなく、言い続ける事で『注意』が『泣き声』に変わってしまい、聞いてもくれなくなるでしょう。
では何と言えばいいのか?
うちでは、『何で勉強しないといけないのか?』を子供と一緒話し合いました。
算数ができないと、お金の計算ができない。
国語ができないと、手紙が書けない。
英語が話せれば、たくさんの人と話ができるし、海外でも働く事ができる。
他地もたくさんありますが、色々と話し合った結果、『勉強する事で可能性が広がる』という事になりました。
これは親が言ったことではなく、子供と話しあって出た『答え』です。
『可能性が広がる』という目標がある事で、勉強する『意味』が明確にわかりますよね。
親がそういう『やり方』を理解していれば、子供たちが親になった時に、自分の子供に教えてあげる事が出来ます。
とにかく一緒に考えることが大切なのではないでしょうか。