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答えを言わない!

投稿日:2020年8月11日 更新日:

鈴木家の子育て論は、『想像力豊かな自然児で自由人』です。

その為にやった事、それは『答えを言わない』事でした。

答えではなく『ヒント』を与える事で、子供に『考える力』を養ってもらいたかったからです。

例えば、『カタカナの【へ】って、どういう字だっけ?』と聞かれた時、『こう書くんだよ』とは言いません。

代わりに、『この部屋のどこかに【へ】が書いてあるから探してみよう』と言って【へ】の字を探しに行きます。

見つからない時は、新聞を広げて『この何処かに書いてあるよ』と言って子供に見せていました。

『これだ!』と見つけたあと、『じゃあひらがなの【へ】は、どう書くんだっけ?』と聞くと、しばらく考えた後『同じじゃん!』と気付いたりします。

多少面倒ではありますが、想像力を養うにはそういうやり方が良いのではないか?と、いろいろと試行錯誤していました。

行儀を直す!

息子は机に足を乗せる癖がありました。

『下ろしなさい』と言ったところで、『どうして?』と聞いてくるでしょう。

子どもは、机の上に足を乗せる事が悪いという認識がありません。

『行儀が悪い』と言っても、その『行儀』自体理解ができないでしょう。

本当なら、ちゃんとした指導方法があるとは思いますが、僕にはそのやり方がわかりません。

そこで僕はこう言いました。

『机の上に足を乗せると、足が臭くなるんだよ』

息子は『嘘だ〜』と言ったので、実際にやらせてみました。

『じゃあしばらく足を乗せてみて』

息子は『本当かな〜』と言いながら机の上に足を乗せています。

息子『もういい?』

僕『まだ!もう少し』

息子『ねぇ、もういいでしょ!』

僕『よし今だ!下ろして!』

息子は恐る恐る足の匂いを嗅いでいます。

すると、『本当だ!』とビックリしています。

もちろんそんな事はないんですが、幼い息子は信じていました。

『だから、足を乗せちゃダメなんだ』と言うと、『わかった!』と、それ以降足を乗せる事は無くなりました。

娘は、その光景を冷ややかに見ていました(^^)

子供から大人に!

子供たちもすっかり大きくなり、それぞれの人生を歩むための準備をしています。

こらからどういう大人になっていくのか?

その為には今何をするべきなのか?

悩んでいるのか、悩んでいないのか?

毎日忙しく、そして楽しく生活しているようです。

先日息子が晩ご飯を作ってくれたのですが、作っているところを見ていると、手伝いたくなるんですよね。

『切り方が』とか『もっとこうした方が効率が良い』とか。

でも何も言わずに見ていると、ちゃんとできてるんですよ。

美味しかったな〜

息子はカナダに留学しています。

今は一時帰国中。

最近よく料理をするんですが、その理由は、カナダのファミリーに日本のご飯を食べさせてあけたいらしいんです。

その為にレシピを見ながら一生懸命作ってます。

もうすっかり大人になったんですかね。

今月末には、またカナダに戻ります。

ちなみに息子のブログが、カナダ留学に関するブログで一位を獲りました。

留学を考えている人に、安心して留学してもらえるように、オススメや注意などが細かく書かれている内容です。

よかったら見てやって下さい。

https://canada-studyabroad.hatenablog.com

息子が作った『焦がし醤油の黒旨炒飯』

-ブログ

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