鈴木家の子育て論は、『想像力豊かな自然児で自由人』です。
その為にやった事、それは『答えを言わない』事でした。
答えではなく『ヒント』を与える事で、子供に『考える力』を養ってもらいたかったからです。
例えば、『カタカナの【へ】って、どういう字だっけ?』と聞かれた時、『こう書くんだよ』とは言いません。
代わりに、『この部屋のどこかに【へ】が書いてあるから探してみよう』と言って【へ】の字を探しに行きます。
見つからない時は、新聞を広げて『この何処かに書いてあるよ』と言って子供に見せていました。
『これだ!』と見つけたあと、『じゃあひらがなの【へ】は、どう書くんだっけ?』と聞くと、しばらく考えた後『同じじゃん!』と気付いたりします。
多少面倒ではありますが、想像力を養うにはそういうやり方が良いのではないか?と、いろいろと試行錯誤していました。
行儀を直す!
息子は机に足を乗せる癖がありました。
『下ろしなさい』と言ったところで、『どうして?』と聞いてくるでしょう。
子どもは、机の上に足を乗せる事が悪いという認識がありません。
『行儀が悪い』と言っても、その『行儀』自体理解ができないでしょう。
本当なら、ちゃんとした指導方法があるとは思いますが、僕にはそのやり方がわかりません。
そこで僕はこう言いました。
『机の上に足を乗せると、足が臭くなるんだよ』
息子は『嘘だ〜』と言ったので、実際にやらせてみました。
『じゃあしばらく足を乗せてみて』
息子は『本当かな〜』と言いながら机の上に足を乗せています。
息子『もういい?』
僕『まだ!もう少し』
息子『ねぇ、もういいでしょ!』
僕『よし今だ!下ろして!』
息子は恐る恐る足の匂いを嗅いでいます。
すると、『本当だ!』とビックリしています。
もちろんそんな事はないんですが、幼い息子は信じていました。
『だから、足を乗せちゃダメなんだ』と言うと、『わかった!』と、それ以降足を乗せる事は無くなりました。
娘は、その光景を冷ややかに見ていました(^^)
子供から大人に!
子供たちもすっかり大きくなり、それぞれの人生を歩むための準備をしています。
こらからどういう大人になっていくのか?
その為には今何をするべきなのか?
悩んでいるのか、悩んでいないのか?
毎日忙しく、そして楽しく生活しているようです。
先日息子が晩ご飯を作ってくれたのですが、作っているところを見ていると、手伝いたくなるんですよね。
『切り方が』とか『もっとこうした方が効率が良い』とか。
でも何も言わずに見ていると、ちゃんとできてるんですよ。
美味しかったな〜
息子はカナダに留学しています。
今は一時帰国中。
最近よく料理をするんですが、その理由は、カナダのファミリーに日本のご飯を食べさせてあけたいらしいんです。
その為にレシピを見ながら一生懸命作ってます。
もうすっかり大人になったんですかね。
今月末には、またカナダに戻ります。
ちなみに息子のブログが、カナダ留学に関するブログで一位を獲りました。
留学を考えている人に、安心して留学してもらえるように、オススメや注意などが細かく書かれている内容です。
よかったら見てやって下さい。