『心が折れる』という言葉があります。
みなさんは、心が折れた事ありますか?
僕はありません。
なぜかというと、心が折れるまでガマンしないからです。
心が折れるずっと前の、ちょっと『イヤだな』と思った時点で逃げの体勢にはいります。
で、どっちに行くのか観察。
『負』の方向に行き始めた時点で、完璧に退散します。
全てがそれでうまくいくとは思いませんが、僕は今のところそれでなんとかなっています。
なので、ストレスを感じる事はあまりありません。
唯一あるとすると、テレビなどで見る『キレる人の映像』くらいですね。
煽り運転だったり、マスク警察だったり、人が怒って怒鳴っている映像を見るたびにイヤな気分になり、ストレスが溜まっていきます。
『負のオーラ』満載ですよね。
ちょっとした事で怒るのは、なぜなのでしょうか?
誰かにやられた仕返しなのか?
それとも、そういう育ち方をしたのか?
テレビを見ている子供たちには、そういう人たちを反面教師としてもらいたいものです。
ポジティブシンキング
人に何かイヤな事を言われ、それを我慢する事を『損をした』と思っている人がいます。
なので、『言われたら言い返す』事になります。
実は、その『イヤな事』とは、自分が気にしている事、つまり弱い所を指摘されている訳です。
だから腹が立つ訳なんですが、もしイヤな所を言っわれて、『ああ、この人はそこを直せ!といってくれているんだ』という風に感じられたら、腹も立たないと思います。
まあ、そんなポジティブな人はそうそういないとは思いますが。
もちろん、僕も違います。
イヤな事を言われたら、『は?何言ってるんだコイツ!』と思うでしょう。
でもたまにいるんです、本当にポジティブな人が。
野球の野村克也さんは、キャッチャー時代、『打者に囁いてその打者の調子を狂わす』という話を聞いた事があります。
例えば、『おい、フォーム崩れてるよ』と言うと、打者はその言葉を気にして、本当に打てなくなるらしいんです。
ある時野村さんは、長嶋茂雄さんに『長さん、フォーム崩れてるよ』と言うと、長島さんは『本当?タイム!』と言って素振りを始めたそうです。
そして、『ありがとう』と言って、その後ホームランを打ったという話。
長島さんらしいですよね!
自分に向けられた負のオーラを跳ね返すポジティブな心。
もし持てたら、楽しい人生になりますよね!