みなさん、注射ってキライですか?
僕は意外とキライではないんです。
なぜかというと、その注射の後、身体が良くなるじゃないですか。
それを想像すると、『痛み』=『良い事』のように思えるんです。
そういう痛みには耐えられます。
ただ、注射針を刺すところを見ないとダメです。
知らないところで急に打たれると、不安になりませんか?
なので、僕は必ず打つところを見ます。
針が身体に入っていく痛みを感じ、確認する事で安心するわけです。
逆に、胃が痛いとか歯が痛いとか、そういう痛みにはめっぽう弱いです。
僕の知らない所で、一体何が起こっているのか?
想像できないと、ダメなんです。
足の痛み!
僕は足がちょくちょく痛くなります。
若い頃、捻挫をしてもそのまま踊っていたり、ちゃんと整理体操をしていなかったりと、身体のケアを全然していませんでした。
その『ツケ』がまわってきたんでしょう。
40才を過ぎたあたりから、よく痛むようになりました。
なので詳しいですよ、整形外科。
色んなところでお世話になりました。
整形外科の場合、痛むところに直接注射を打ちます。
なので、かなりキツイです!
痛いところに、さらに追い討ちをかけて針を刺すわけですから。
先日、踵とアキレス腱の繋ぎ目の所が炎症を起こし、痛くなりました。
そのままでも普段の生活に支障はないのですが、歩くたびに痛くなるので、酷くなる前に炎症止めを打ってもらう事にしました。
痛いところに印を付け、ピンポイントに針をさします。
刺すだけでも痛いのに、そこに薬剤を注入するわけですが、その薬剤がトロッとしているのか、患部をこじ開けるような激痛がはしりました。
一番まずかったのは、うつ伏せになっていたので、針を指す所が見えないというハプニング。
ここ数年で、一番痛い治療になりました。
しかし、想像力はすごいもので、その痛みさえも『ご褒美』に感じるほど、終わったあとはかなりの爽快感でした。
痛い足を引きずりながら『ありがとうございます!』という自分に、『僕はドMなのか?』とツッコミを入れたくなったほどです。
うまく付き合っていく!
痛みは、できれば関わりたくないものです。
ですが、必ず出会う時がやってきます。
真正面から痛みと向き合い、受け入れる事で少しでも痛みが和らげば、うまく付き合っていけるでしょう。
イヤなものと上手く付き合う。
痛みに負けず仲良くなる事で、人生が豊かになれば嬉しいんですけどね。