若い頃は多少の無理をしても全然平気でした。
本番中に足をくじいてもそのまま躍り続け、しべらくたってたら『あれっ!?』と足の違和感を感じる、なんて事もよくありました。
そのせいなのか、40代後半くらいからは足に悩まされる事が多くなりましたね。
人体の事は詳しくありませんが、なんとなく関節に負担がかかっているのはわかっているつもりです。
僕の場合は体重ですね。
ダンサー時代60キロくらいだった体重は、マックスで110キロになり、現役当時と同じではありませんが、それなりに踊ったりしていたものですから、各関節が悲鳴を上げるのは当たり前のことです。
50キロの荷物を持ったまま踊っているようなものですからね。
身体に申し訳ない限りです。
なので、ちょくちよく襲われるわけですよ、関節の痛みに。
本番中は、
興奮しているせいか痛みを感じません。
終わってから楽屋に帰ってきたあたりで、痛みが出るんですよ。
一度座ったら終わりですね。
しばらくは立てません。
というか『立ちたくない』が正解です。
身体が嫌がるんですよ『しばらく休め!』と指令を出してきます。
スタッフさんや他のメンバーがバタバタと帰り支度をしているのを遠くで聞きながら、僕はしばらくボーッとしています。
『今日も無事に終わったな〜』と感情に浸りながらゆっくりしているのも、なかなか悪くないですよ。
終わってから必ずやる事!
本番が終わって、少しボーッとして、その後に必ずやるのが『アイシング』です。
痛いところや、負担のかかったところを冷やすんです。
僕の場合は足首とヒザ。
バケツに足を入れ、そこに氷を流し込みます。
それから水を入れて、ガッチリ冷やします。
始めの1〜2分は地獄をみますよ!
『冷たい!』ではなく『痛い!』です。
足を何かで切ったような痛み。
5分たてば感覚が麻痺して痛みは無くなります。
全部で20分。
終わった後は、冷やした所がピンクに染まっています。
しばらくは立てないので、そのまま足の感覚が戻るのを待ちます。
すると足がポカポカしてきて、これが気持ち良いんですよ!
女性はヒールで一日中仕事していたりするから、是非やってみてください。
むくみも取れますよ!
ただ、始めの1分はかなりの地獄です!
それだけはお忘れずに(^^)