プロの定義ってハッキリしていないんですよね。
例えば『僕は作詞家です』と言えば、その瞬間からその人は作詞家です。
で、お仕事をいただいて作詞をする。
お金が振り込まれた瞬間プロになるんですかね?
一円でも貰ったらプロなのかな?
なんか違う気がしますよね?
ゴルフの場合。
ゴルフにはちゃんとしたテストがあって、合格したらプロゴルファーになります。
お金を貰っていなくても、肩書きはプロになるんです。
ダンサーにも、プロとアマチュアがあるとは思いますが、その差はどういうものなのでしょうか。
ダンス系の専門学校はいくつかあり、我が社もそこで授業をしていた事があります。
なんとなくダンスが上手くなりたい人、絶対にプロのダンサーになるんだ!という人。
いろいろな人がいると思います。
専門学校ですから、時が経てば卒業しなくてはいけません。
その後どうするのか?
ダンス教室の先生になる人もいれば、コンサートなどのバックダンサーになりたい人。
ダンスを武器にアーティストになりたい人。
ほとんどの人がプロを目指すようです。
『ダンスでご飯を食べていく』なんていう言い方もしますよね。
プロデビュー
僕が初めて人前で踊ったのは16才の時でした。
ダンス用品のファッションショーです。
有名な歌手の方もいて『スゲエ!』と思ったのを覚えています。
もちろんお金もいただきました。
金額は忘れましたが、安くはなかったと思います。
その時に『これでプロになった』と思いましたね。
その後もダンサーを続け、18才の時に東京ディズニーランドのダンサーになり、翌年19才でダンサーを引退しました。
その後20才で振付師になり、今に至ります。
プロとしてやってきた自信はありますが、何をもってプロなのか?という答えは出ていません。
ずっと続けていられるのは、仕事をもらっているからです。
その『需要』が僕をプロにしてくれているんだと思います。
お金ではなく、信用こそがプロの証なのではないでしょうか。
信用を裏切らないように、これからも頑張っていきたいですね!