今日は母親の誕生日。
おめでとう!
オカンは昭和2年12月産まれ。
亡くなったのは平成12年5月。
72才でした。
生きていれば今日で93才。
芸能界に憧れて家出同然で家を飛び出し、ミュージシャンのオヤジと結婚。
ミュージシャンという不安定な仕事を内職で支え、いろいろな商売をしていました。
毛皮を売ったり、健康器具に手を出したり。
うまくいったり、うまくいかなかったり。
借金もしましたね。
返済に時間もかかりました。
晩年はお金に苦労した母でしたが、いま生きていたら少しは親孝行できていたのかと残念に思います。
オカンの存在!
大阪生まれ大阪育ちという事で、死ぬまで大阪弁の人でした。
『東久留米市』という田舎で、大阪弁はかなり『特別な存在』だったのではないでしょうか。
近所でも有名な『がらっぱち』な人でした。
なんでも『うちがやったる!』というタイプで、人が嫌がる『〇〇委員会とか、〇〇役員』みたいなものも率先してやっていましたね。
PTAの会長もやってたんじゃないかな。
とにかく、『まかせときぃ〜』という性格なんです。
かなりいい加減なところもあるんですけどね^^;
オカンの口癖!
『死にゃ〜せん!』と言うのがオカンの口癖。
『ゲーム買ってよ!』と言っても、『アホか!そんなん無くても死にゃ〜せん!』という感じです。
究極ですよね!
それを言われると、それ以上話が進みません。
『死ぬんだよ!』と言ったところで、『ほな死んでみ〜』となります。
メチャクチャです(^^)
でもそんなオカンが好きでしたね。
オカンは全力で生きていました。
どんなに失敗しても、どんなに借金が増えても『死にゃ〜せん!』で乗り切っていました。
『借金も財産や!』というアレです(^^)
お金はなくても貧しい思いはしませんでした。
それはオカンのおかげだったと思います。
本当に感謝しています。
その『オカンイズム』は僕が受け継がなくてはいけませんね。
勉強ができなくても、好きな人とうまくいかなくても、『死にゃ〜せん!』と言ってあげたいです。
『死ぬ事以外はかすり傷』と言う人がいます。
本当にそうですよね!
『究極の一言』を胸の奥にしまって、この未曾有の事態を乗り切りたいと思います。