外国人が不思議そうな顔をして、あなたにこう聞いたら『鈴木です!』と答えてはいけません。
この場合、『あなたは何者ですか?』と解釈して下さい。
エンタメ界では、とても大切な事なんです。
『何者』という事は、どんな武器を持っていますか?という事。
自分の事を、一言で相手に伝えないといけません。
例えば僕の場合。
『フーアーユー?』と聞かれたら、『ゼロを一にする振付師です』と答えます。
ほとんどの場合、相手は『???』となりますよね?
これで、つかみはOKです。
興味を持ってもらえたら、その後はゆっくり説明するだけです。
この『興味を持つ』という事がとても大切なんです。
キャッチフレーズ
ソロでも、グループでも、一体どんな事をする人たちなのか?
これはちゃんと決めておかなければいけません。
おやじダンサーズのキャッチフレーズは、『アフター5をダンスで楽しむグループ』です。
もう一つ、テーマとして『激しく・切なく・精力絶倫』もありますが^^;
僕はうちのダンスグループには、必ず聞きます。
『どんなチームなの?一言で言ってみて』と。
多少厳しいようですが、これが本当に大切な事なんです。
興味を持ってもわらないと、スタートラインにも立てません。
ダンスを見てもらうのは、スタートラインに立った後なんです。
これがわかっていないと、例え面白いモノをやったとしても意味がありません。
そもそも見る人が興味が無いので。
どうせなら、効率よく結果を出したいですよね。
ワンパターンのススメ
『あの人らしい』と『ワンパターン』は、ほぼ同じ事です。
逆を言うと、ワンパターンじゃないとその人らしさは出ません。
ドリフターズが面白いのは、いつも同じ設定だからです。
『いつも同じだから、いつも面白い』
これは当たり前の事です。
勇気を待ってワンパターンで頑張りましょう!
もしそれがヒットしたら、大変な事になりますよ!
100万枚のヒット曲、何度聴いてもイイですよね!
人の心を掴んだら、そのままずっとキープしましょう。
常に新しいモノを探しながら、やってる事はワンパターン。
それで良いじゃないですか。