『幸せ』って、ゆっくりと、それも背後からやってくる場合が多いので、たまに気付かない事があるんですが、『不幸』って奴は、いきなり目の前に飛び出してくる事がほとんどなんですよね。
僕は、そういうイメージなんです。
あれ、どうしてなんでしょう?
やっぱり、人は『不幸の数を数える天才』って事なんでしょうか?
それとも、幸せを数えるのが下手なんでしょうか?
『良い事』ってあまり覚えていませんが、『悪い事』って、いつまでも頭から離れないですよね。
『トラウマ』ってヤツですよ。
以前利き腕を骨折をした事があるんですが、治った時の事はあまり覚えていないんですよね。
だんだん良くなってくるので、『ここだ!』というタイミングが掴みづらいのかもしれません。
それよりも、折った時のことや不自由だった時の事の方が、遥かにハッキリと覚えています。
そういうものなんでしょうかね〜^^;
すでに朝から始まっている!
皆さんは朝起きた時、まず最初に何か思う事はありますか?
僕は、『あ〜歯磨かなくちゃ』なんですよ^^;
歯を磨いて、顔を洗って、体重を測って検温です。
これが朝のルーティーンなんですが、全部『やらなくちゃ』という気持ちでやっています。
考え方がネガティブなんですよね〜
当たり前のように朝が来て、当たり前のように身体が動く。
これを『ありがたい』と思う事ってありませんよね。
それが当たり前だからです。
幸せの『カウント』には入ってないんですよね。
一方、朝起きて『腰が痛い』とか、『気分が悪い』とかになると、とたんに『カウント』されるわけですよ。
筋トレで追い込んだ翌朝の『筋肉痛』とかは好きだったりしますけどね(^^)
幸せを見逃すな!
亀のようにゆっくりやってくる『幸せ』ですが、それに気付く方法があります。
それは、『想像力』です。
どういう事かと言うと、何か嫌な事があったとして、それは『本当に嫌な事なのか?』を考えるんです。
例えば、『忙しい』という事。
今はこういう時期なので、『忙しい』と聞くと、どこかに『羨ましい』という感情がありますよね。
それなんですよ!
今まではあまり感じていなかった『羨ましい』という感情を、普段から持たないといけないんですね。
コロナが収まったら、コロナが終息してしばらく経った時、『忙しい』=『羨ましい』という関係性を忘れないでいられるか。
近い将来、コロナはインフルエンザくらいの『日常的』なものになっていると思います。
そうすると忘れちゃうんですよね、何もない事が当たり前になっちゃうので。
そこで、『想像力』の出番ですよ
『もしまた別の新型ウイルスがやって来たら』
何もない『当たり前の今』がとても幸せに感じると思います。
幸せは『なる』ものではなくて『気付く』ものです。
僕はそう思っています。