皆さんは、『知足』という言葉を知っていますか?
『ちそく』と読みます。
僕はこの言葉の持つ意味を知った時、こういう考え方をすれば『必ず幸せになれる』と思いました。
『足るを知る者は富む』とも言います。
意味は、『己の分をわきまえ、多くを望まず、今の自分に満足する』という意味です。
多少厳しく聞こえるような気もしますが、あくまで『考え方』のお話です。
『今の自分で満足なのか?』
そう自問自答してみて、『まだ足りない』と思うのか、『もう満足だ』と思うのか。
皆さんはどっちですか?
僕はわりと満足しているかもしれません。
年齢的にも、もう少し『野望』を持ちたいとは思いますけどね(^^)
『夢を叶えたい』という欲!
僕は子供の頃『歌手になりたい』と思っていました。
『歌手になる』という事は、レコードデビューしてテレビで歌を唄うという事。
僕は17才の時レコードデビューをして、テレビで唄った経験があります。
翌日美容院に行った時、『昨日観ましたよ』と言われ、有頂天になりました。
そうすると、次の『欲』が出てきます。
それは、『有名になりたい』という欲。
夢が一つ叶うと、次の夢が出てきます。
もし有名になったら、その次は金持ちになりたい。
では、どのくらいの金持ちになりたいのか?
長者番付に出られるような億万長者になりたいのか?
『欲』って、限りなく湧いてくるんですよね、
どこら辺で『見切り』をつけるのか?
とても難しいところです。
だから、『知足』という考え方があるんです。
人はマイナスを数える達人!
僕もそうですが、『悪い事』っていつまでも覚えていますよね。
逆に『良い事』はそんなに覚えていません。
朝目が覚めて、何事もない日常がある。
本当は幸せな事なんだけど、まったく気付きません。
それが『当たり前』だからです。
去年のはじめ頃、『コロナ禍』という言葉を知りませんでした。
『あの頃に戻れたらどんなに幸せだろう』
今は、そう思えます。
今が『マイナスな時期』なら、それがゼロに戻る事で『プラスを感じられる』ようになります。
近い将来コロナが普通の風邪と同じくらいになり元のの生活に戻れたら、その時は『普通』が幸せと実感できると思います。
しかしその『普通』が続いたら。
『普通』が当たり前になったら。
また忘れてしまうかもしれませんね。
僕はそうならないように、この『知足』という言葉を大切にしたいと思っています。
すごくわかる言葉です。
小さい時、あまり恵まれた環境ではなかった私が身につけた幸せになる方法は、与えられた環境の中で、一番幸せになるってことでした。自分で働きだすまでは、何ひとつとして環境を自力で変えることができなかったので。
まさに、「知足」の実行だったんだって、パパさんの今日の言葉を聞いて感じました。
いつまでも100円もらって「ラッキー☆*°」って思える自分でいたいと思います。