ショッピングモールドなどで、よく叫んでいるお母さんがいます。
『何やってるの!早くしなさい!』
何をそんなに急いでいるのかわかりませんが、ずっと子供の名前を叫んでいました。
そういう子に限って、全然親の言うこと聞かないですね。
なので、親はずっと叫び続ける事になります。
この親にしてこの子あり、と言ったところでしょう。
では、何故そうなってしまうのか?
それは、その親が子供に『怒って』いるからです。
『怒る』と『叱る』、この二つは、似ているようで全く違います。
どう違うのかというと、自分の気持ちが『相手に伝わるか』、『伝わらないか』の違い。
そう、全くの正反対なんです。
結果から言うと、『怒る』は誰も話を聞いてくれません。
極端に言えば、犬が吠えているのと同じです。
例えば子供に『怒った』場合。
親は感情的になっているので、顔も怖く、今にも手が出そうな勢い。
子供は、その時はただただガマン。
親の顔を見ることもできず、いわゆる『脅されている』状態。
神妙な顔をしていますが、時が過ぎるのをずっと待っています。
で、話が終わったら何処かに去っていきます。
『怒り』からは何も生まれないのかもしれません。
逆に、自分の感情を抑え「叱った』場合。
親の顔は、『鬼の形相』ではなく、もっと真剣な感じ。
子供に何ダメなのか、なぜ怒られているのかをしっかり『説明』する事ができます。
子供は『怒られた』という感覚も無く、怖い思いをする事もありません。
子供がやらかした時!
例えば、子供が牛乳をこぼしました。
『何やってんの!ダメでしょ!』と怒る親がいます。
なぜ怒るのか?
答えは簡単、片付けるのがめんどくさいからです。
そういう気持ちもわかりますが、子供だってわざとこぼしたわけではありません。
それどころか、こぼす事が『良くないこと』だと分かっています。
大切なのは、何故こぼしたのか?
持ち方が悪いなら、直してあげないといけません。
コップに入れすぎたのなら、牛乳を入れた親の責任かもしれません。
子供が自分でいれたのなら、次からはもっと少なく。
怒ってる場合ではないのです。
子供の年齢にもよりますが、大きくなってもやる時はやります。
その度に『ギャンギャン』怒っても、もう誰も話を聞いてくれません。
みんな離れていってしまいます。
感情を抑えましょう!
何かあったらすぐに『キレる』のではなく、もっと冷静に考えた方がいいのではないでしょうか。
何故そうなったのか?
では、どうすればいいのか?
学校では教えてくれない『生きる為のスキル』は、親しか教えてあげる事ができません。
子供にとっての『イイ先生』になってあげて下さい。