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嫌いだった和食!?

投稿日:2020年7月16日 更新日:

子どもの頃、母親が作る和食が苦手でした。

肉じゃがや煮魚などの『煮物の匂い』が好きではありませんでした。

家に帰ってその匂いがすると『また?』と嫌な気分になったものです。

それよりも、ハンバーグやカレー、スパゲティなどの洋食が食べたかったのですが、我が家はほぼ毎日和の食事でした。

たまに作ってくれるナポリタンは絶品で、どうしてもいつもこういうモノを使ってくれないのか、不思議で仕方がなかったですね。

母はお酒が好きなので、たぶんそういう和食の方がお酒に合うのでしょう。

なので翌日のお弁当には、どう考えても大人が食べるような食材が入っていました。

魚の煮物と切り干し大根、ご飯の上には海苔ではなくてイワシのみりん干しが乗っていました。

友達のお弁当には、卵焼きやタコさんウインナー、ハンバーグなど夢のようなおかずの数々。

いつも憂鬱なお昼を過ごしていました。

『僕もそういうお弁当がいい!』と直談判したこともありましたが、『何言うてんねん!あかんで!』と聞く耳持たず。

作ってもらえるだけありがたいと、子供ながらに自分に言い聞かせていました。

自分が親になって

ひょんな事から娘と二人暮らしになり、毎朝5時起きで、朝食とお弁当を作る事になりました。

娘は高校生で育ち盛りなので、食べる物には気をつけて、身体に良い物を作ろうと心がけていました。

添加物の入っていないモノを選び、調理法にも気を遣って作っていました。

毎日の事なので、飽きないようにレシピを考え、食材を無駄にしないように考えながら作るのは、本当に大変でした。

今はネットでいろいろと調べられるので、すごく助かりましたね。

魚を焼いて、お味噌汁とご飯。

漬物も添えて、身体に良い朝ごはんの出来上がりです。

お弁当には、昨日作った鳥肉の煮物があったのでそれを入れて、ニンジンと卵の炒め物、ピーマンお浸し。

夜は魚の煮物でも作ってみようかな?と思ったところで、ハッと気付きました。

そこに並べてあったのは、僕が子どもの頃に嫌いだった、あの和食だったんです。

母親が僕の身体のことを考えて、一生懸命作ってくれていたご飯。

そんな事にも気づかずに文句ばっかり言っていました。

本当にバカですよね。

母親のレシピ

母親から受け継いだレシピはナポリタン。

今でもよく作っていますよ。

ただ、身体のことを考えるとやっぱりね(^^)

朝は焼き魚とお味噌汁。

最近は野沢菜の浅漬けがお気に入りです。

みんな喜んで食べてくれています。

本当はどう思っているのか、わかりませんけどね^^;

それでもいいんです。

健康であれば。

これからも身体のことを考えた食事を作っていきたいですね。

鈴木家の朝食

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