16才からダンサーとして働いていたせいか、アルバイトの経験がありません。
かといって、人を雇う『社長』をやった事もなく、どちらかというと、中間管理職的な役割が多かったですね。
そもそも『アルバイト』と『普通の社員』の区別って、つきにくくありませんか?
書類上の契約とか、保証とか、そういう部分での差はあるとは思います。
それがお給料の差になるのでしょうか。
でもやっている事は同じだったりします。
あと『サラリーマン』という言葉。
もともとは『4年制の大学卒で大企業の正社員男性』の事を表すようですが、現在では『正社員の男性』とあります。
僕は20才の頃、CBSソニー(現ソニーミュージックエンタテインメント)で働いていました。
やっていたのは、タップダンスのインストラクターと振付師です。
契約は、業務委託契約。
固定給ですね。
一ヶ月の給料が決まっていて、朝から晩まで働いても、一日1時間だけでもお給料は同じでした。
でも正社員ではなかったので、サラリーマンではありませんでした。
ラッキーは永くは続かない
働こうが働くまいがお給料が変わらないなんて、そんな事あるわけがないと思っていましたが、大企業はそれでもやっていけるんですね。
すごい事です。
ただ、そんな良い話は永くは続かないと思っていたので、その間にいただいたお給料でパソコンやコンピューターミュージックなどの機材を購入。
それが現在ものすごく役に立っています。
さらに、ソニー在籍中に『プランチャイム』を設立。
大袈裟に言えば、ソニーから独立したわけです。
ソニーには本当に感謝しています。
会社が潤わないとダメ!
僕は現在、正社員なのでサラリーマンです。
芸能人でも、歩合制(成果報酬型)ではなく、固定給の契約の人、結構いるんじゃないですかね。
極端な話、一ヶ月何も仕事をしなくてもお給料は変わりません。
僕の場合、所属する会社が大企業ではないので、一生懸命働いて会社を潤わせないといけない。
かと言って、僕一人では限界があります。
そんな中、コロナの猛威。
本当に危なかった!
救ってくれたのは、クラウドファンディング。
本当に、本当にありがとうございました!
今回のコロナ騒動で、仕事をうまくシフトできた会社って多いと思うんです。
うちはまだまだですが、うまく順応していかないといけませんね。
これからはネットの時代。
うまく付き合っていかないと、コロナとは関係なく仕事が無くなっていきそうです。
僕たちのようなエンタメの仕事をしている人は、眉間にシワを寄せて一生懸命働くよりは、楽しさを提供して、一緒に楽しみながら仕事をしていく方がいいのではないでしょうか。
近い将来『働く→お金で』ではなく、『遊ぶ→お金』になったら最高ですね!