僕は16才の頃から一人暮らしをしていました。
なので自炊歴がながいです。
とは言っても、料理が上手だったわけではありません。
多分下手だったと思います。
それでも毎日自炊していました。
自分で作って自分で食べる。
誰も評価してくれません。
たぶん、美味しい料理を作る!といえ気持ちは無く、食べられれば問題なし!という気持ちの方が大きかったと思います。
毎日の事なので、細かいことを考えているヒマはありませんでした。
僕が初めて作った料理、
それは卵かけご飯でした。
料理とは言えませんが、当時の僕にしてはご馳走でした。
おかずはザーサイ。
瓶で売っているやつです(^^)
炊き立てのご飯に卵をかけると、少し固まります。
そこに醤油を垂らし、かき混ぜて食べる。
最高でした!
朝ごはんは、毎日卵かけご飯とザーサイのセットを食べていました。
さすがに飽きてきたので、違うモノを使ってみようと思い、何を作るか考えていました。
母親が料理上手だったので、思い出して作ってみました。
卵焼きです。
初めは卵だけ。
次は卵に醤油を入れてみる。
その次は、少し砂糖も入れてみる。
油をごま油に変えた時は感動しましたね(^^)
少しづつ変化をつけていきました。
失敗したこともあります。
そして気付きました。
料理って、美味しくしようとするのではなく、まずくならないように作る方が簡単だということに。
これが僕が考えた料理論です。
料理は足し算ではなく引き算。
まずくならないように作る事が大事なんです。
なので、魚は塩を振って臭みを取る。
肉は臭みを抑える為に酒を入れる。
これらすべて、まずくならないようにする為なんです。
卵、豚、玉ねぎの炒めもの
作ってみてましょう。
調味料は全て同じ分量、大さじ1/2です。
僕なりの黄金比です!
酒、醤油、みりん(もしくは砂糖)オイスターソース、全て大さじ1/2をあらかじめ合わせておきます。
それ以外は何も入れない。
これで、自分の味を知りましょう。
豚肉、玉ねぎ、卵の順にかるく炒めてさっきの合わせ調味料を入れて、さらに痛めて終わりです。
食べてみましょう。
大事なのはここからです。
まずくないけど、美味しくない。
この場合、つぎにどうするかで料理が上手くなるかどうかが決まります。
味にパンチが無ければ塩、コショウを少々。
薄ければ醤油を足し、濃ければ少なくする。
そうやって、自分の好みの味を探しましょう。
余計なことはせず、その3種類の調味料を駆使して、まずは基本の味を作って下さい。
一度味がが決まれば、後はそれをベースにすこしづつ変えていけば大丈夫です。
ぜひやってみてください!